今回は7つの能力から「識別能力」について紹介していきます。識別能力とはどういった能力なのでしょうか。詳しく解説していきます。
識別能力とは
まずは識別能力について説明します。
今回紹介する識別能力はボールや用具などを正確に扱う能力になります。
自分の身体の腕や足以外のものを正確に扱う能力という事になりますので、多くのスポーツで必要とされる能力で日常生活においても必要とされる場面が多い能力です。
身体をしっかりと動かす事も大切な事ですが、
- ○○をしながら○○をする。
- ○○をした後に○○をする。
こういった動作を一連の流れの中でスムーズかつ正確に行う必要があります。
この動作は海外でも様々なスポーツ、外科手術、音楽などでも取り入れられており、「ハンド・アイ・コーディネーション」「フット・アイ・コーディネーション」などと呼ばれています。
識別能力が高いとボールをコントロールする能力が高くなり、サッカーやバスケットボールなどのドリブルがスムーズに行えます。相手を抜く時に使う難しいフェイントなども出来るようになります。
ダッシュをする、ランニングをするという走る動作においても、足の動きや腕の振りなどの動きが体幹部の様々な複合的な動きの連動動作となっています。
この能力が低いと走るフォームに無駄な動きが多くなってしまいます。
簡単なトレーニング方法
識別能力を高めるためにはどんなトレーニングがあるのでしょうか。
トレーニングを行う上でポイントとなるのは、複数の動作と認識している一連の動きを同時で正確に行う事になります。
ここでは簡単にできるトレーニング方法を紹介していきます。
用具を使ってリフティングをする
サッカーでリフティングをするときは足やももなどを使って行いますが、ここでは野球のバットや卓球のラケットなどを使用してリフティングを行います。
ラケットによりボールの跳ね具合が違うので、色々な物を使用すると良いトレーニングになります。ラケットだけではなく、ボールも色々なボールを使用すると効果的なトレーニングになります。
ドリブルをする
サッカーのドリブルやバスケットボールで行うドリブルをします。普通にドリブルができるようになってきたら、よりスムーズにドリブル出来るようにコースを決めたり、途中に障害物をおいたりすると良いです。
複数名いる場合は競争しながらゲーム感覚でやると楽しみながらトレーニングできると思います。またこちらも色々なボールでドリブルすると効果的にトレーニングをする事ができます。
同じトレーニングでも用具やボールを変えるだけでも効果的なので、色々なボールを使用すると良いと思います。
活かせる運動やスポーツ
識別能力は道具を使ったスポーツであれば多くのスポーツで活かす事ができます。
代表的なスポーツ
- 野球
- テニス
- サッカー
- バスケットボール
- テニス
- バドミントン
などがあります。
格闘技においても剣道など竹刀を扱いますので、活かせる運動になります。また陸上競技においてもハードルなどの障害物があると活かす事ができてきます。
自分の手や足を使い用具、器具を効率良く上手に使い、専門的な動きができるようになるにはコーディネーション能力を意識したトレーニングが大切です。
まとめ
識別能力は多くのスポーツで活かす事ができるので、子供が好きな運動、スポーツをさせるほうが良いです。すぐに辞めてしまっては効果を得る事が難しいです。
継続的に行う事も大切ですが、楽しみながら取り組むことがとても重要です。
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